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【観戦記】法政大学戦 「試練」

2006/05/14

連日の雨を予想させた川崎球場であったが、なんとか曇り空で持ちこたえながら開始された対法政大戦。法政大はホームながら、白のジャージ、中央大はブルーのジャージで試合が開始となった。

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1Q。ラクーンズのキックオフで試合開始。堅さのみえるラクーンズは、法政のショットガンオフェンスから、ラン、パスに対応が遅れ、最初の攻撃時スクリーンパスでタッチダウンを奪われる。続く法政の攻撃に独走タッチダウンを奪われ0-14と引き離された。オフェンスもWR斉藤のパスキャッチでファーストダウンを更新するも、続かず、パントに追い込まれた。続く法政の攻撃で、新人LB蓬田(日大三卒)がロスタックルを決める活躍をみせる。その後、法政にロングゲインを許し、最後は5ヤードのタッチダウンパスを決められ0-21に。

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2Q。オフェンスは、QB井ヶ田からWR野崎、SB土屋のパスが決まり、TB宮幸のロングゲインも出始める。ディフェンスも、LB小坂井がハードヒットで相手のファーストダウンを阻止し、主将のDL西尾のQBサック、DL李、武田のオーバーパワー、DB伊藤のパスカットでゲインを阻止した。結果、両チーム得点を奪えず、0-21で前半終了。

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3Q。開始早々のオフェンスでパスインターセプト。自陣で相手に攻撃権を渡す厳しい立ち上がりになった。未経験2年のDB小林が見事なパスカットなどで攻撃を止めるも、フィールドゴールで3点取られ、0-24。

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続く、キックオフリターンで、リターナー藤森のナイスリターンで自陣40ヤードからの攻撃。TB宮幸のロングラン、WR斉藤、野崎のパスキャッチで敵陣17ヤードまで攻め込んだ。相手の反則もあり、タッチダウンまで残り5ヤードまで迫る。しかしながらここで、痛恨のファンブル。絶好の攻撃権を失ってしまう。

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4Q。後半から粘りを見せていた中大ディフェンスであったが、法政敵陣20ヤード付近からQBキープで中央を抜けてタッチダウンを取られる。キック失敗で0-30。直後のキックリターンで法政の意表をついたフェイクオンサイドキックを仕掛けるも中央DL駒田がナイスリカバー。

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この後の攻撃に期待がかかる。敵陣40 ヤード付近まで攻め上がるも、3ヤードを残して向かえた4thダウン、相手の裏をつくパントフェイクからP箱崎の決死のランプレー。しかし惜しくも相手DEFに阻まれ止められてしまう。(残り6分)攻撃権が移り、じわりじわりと法政が攻め上がってくる中、ディフェンスが粘りを見せてハーフ付近で法政を4thダウン残り1ヤードに追い込む。しかし、相手も負けじとギャンブルを仕掛け、法政RBによるランでロングゲインを許してしまい、ゴール前7ヤードへ。追い込まれた中央、ここで止めておきたいところだが、WRにパスを決められTD。キック失敗で0-36。

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残り約4分、中央は何とか1本獲りたいところ。中央OFF#3宮幸と#2野崎の立て続けのダウン更新でハーフ付近まで攻め上がり、タッチダウンへの期待が高まりスタンドが盛り上がる。
4thDownまで追い込まれるが、タッチダウンへの期待を込めギャンブルを仕掛けるが、惜しくも止められてしまう。

試合残り20秒、法政が尚も怒涛の攻撃を仕掛ける。タイムコントロールにより残り1秒でフィールドゴールトライを成功させ、法政3点追加。0-39で試合終了。大量失点、完封という結果となった。

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本日の試合は最初の立ち上がりに立て続けで奪われた失点が最後まで響いた試合であったが、オフェンス・ディフェンス共に要所で光る好プレーは収穫であったと言えよう。しかし、負けは負け。真摯に受け止め次に控える慶応・日大という強豪相手にどれだけ挑戦者として立ち向かっていくか。これが、今後の見所。中央大は新たに「試練」という成果物を与えられた結果となった。この屈辱を絶対に忘れないでいてほしい。本当の戦いはこれから。走れラクーンズ!

 

本日、会場に足を運んで下さった多くの皆様。本当に応援ありがとうございました。


<記事:吉田雅一・安岡翔、写真・編集:石坂政一>