【観戦記】4/23 中央大学対東京大学
2006/04/24
2006年、ラクーンズの初戦の相手は東京大学ウォーリアーズ。過去には関東4強になったこともある伝統校である。
この日は初戦ということもあり、多くのOBや父母の見守る中実施された。改修中のアミノバイタルフィールドは席を半分に分け、自チーム・相手チームと陣地を取っていた。東大の20名を越えるチア&応援団&ブラスバンドは初戦に懸ける意気込みを感じさせた。どちらも負けられない試合。定刻の16:00に勝負の火ぶたが切って落とされた。
1Q。硬さが見られるもの、オフェンスはエースTB宮幸を中心とした攻撃でリズムを作った。そして、ディフェンスはDL李や駒田を中心としたフロントラインがディフェンスを引っ張り、期待の新人LB蓬田(日大三卒)も要所で活躍をみせた。
また、高校時にアメフト未経験ながら主将の西尾をはじめ、TB永岡、TE緒方、WR池上、WR箱崎、DB比嘉など多くの未経験選手が随時試合に出場して活躍を見せた。
そして、1Qの2分過ぎにTB宮幸のディフェンスを引きずりながら先制TDを挙げた。7-0。その後、未経験のWR箱崎がQB井ケ田からのロングパスをキャッチし観客を沸かせた。しかし、その後は攻撃が続かず、パントとなった。
2Q。TB永岡のランやナイスキャッチで小刻みに攻撃を続けたが、なかなか点に結びつけることが出来ないラクーンズ。逆に東大にパントリターンでロングゲインを許すと、続けてサイドスクリーン、QBのランプレーで一気に攻め込まれるシーンもあった。残り2分、宮幸はランプレーでファーストダウンを更新し、更にQB井ケ田のパスをキャッチし敵陣に攻め込んだ。しかし、最後はインターセプトされ7-0で前半終了となった。
中央7-0で迎えた後半。あいにくの霧雨が会場を包む。
後半、DB#5=藤森(3年)の45ydsキックオフリターンというビッグプレーで幕開け。このまま勢いに乗りたいところだがオフェンスが攻めきれずに、相手に攻撃権を渡す。しかし直後にLB#1=庄司(4年)のインターセプト。その後の攻撃で、宮幸が中心となり攻めるも、エンドゾーン内でインターセプトされてしまい、またもや攻めきれず。その後ディフェンスが粘りをみせ相手のミスを誘い、敵陣ゴール前2yds。ここで、きっちり宮幸のTD。(3Qの7:05)#17=比嘉(2年)のPATも成功し14-0となる。
その後、中大伝統の粘り強いディフェンスにより東大攻撃を阻止して、攻撃陣に託す。ここから、およそ5分間攻撃を続け、RB#34長岡(3年)の地道なランとWR#87=渡邉(3年)のRACによりダウン更新を重ね、RB長岡のTD(3Q1:03)PATも決まり21-0となる。
4Qに入り、東大の粘り強いオフェンスに押され7点返されて21-7となる。しかしその後、オフェンスWR#2=野崎(2年)、#11=箱崎(2年)、ディフェンスDL#90=李(4年)、#76=武田(2年)等の活躍により、モメンタムを完全に引き寄せ、残り14秒で野崎のダメ押しTDで28-7とし、試合終了。
●主将・西尾のコメント
今日、唯一の収穫は勝った事だけ。チームとして勝負所での弱さが出てしまった。しかし、初戦をものにした事はチームにとって大きなプラス要素。次の関東学院戦に気持ち新たに挑みたい。
●ディフェンスコーチ・嶺井のコメント
相手を7点に抑えた事は良い事だが、完封できたのではないかと反省の表情。今年のディフェンス目標の「Never Surrender」をより具体化し、理想に近づけていく事が今後の使命であろう。☆LB庄司の3ポジションでの活躍が目立っていた。
●オフェンスコーチ・田原のコメント
ランプレーのアベレージは高く、満足いく結果であったが、パスの成功率が低かった。今後の課題は、パスの成功率アップとOLのパワーアップであるという。☆練習熱心なWR箱崎を中心に渡邉、長岡の若手の活躍が目立った試合だった。
次は関東学院大学。近年非常に安定した力を発揮している強豪だ。是非とも2戦目もものにしていきたい。
<記事:吉田雅一&安岡翔 編集&写真:石坂政一>
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