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    [2006/05/20]
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 中央大学ラクーンズにここ数年存在しなかったヘッドコーチ。2006年度、中央大で新たな可能性を発掘すべく一人の男が立ち上がった。心に秘めたその想いとはー。
ヘッドコーチ 常盤真也(Shinya Tokiwa 1995年卒 )

-まずは自己紹介をお願い致します。

2006年度ヘッドコーチに就任しました常盤真也です。人生のモットーは「楽しく生きる」です。家族は妻一人、子一人、私の概観にぴったりの街、横浜に住んでいます。現在、日々子供以上に成長著しい33歳でございます。

 

-ありがとうございます(笑)。さて、もっと自己PRしたい中早速アメフトの話題で恐縮ですが、、、。本年度ヘッドコーチとして就任となりましたが、それまでのいきさつを教えてもらえますか?

昨年の3勝3敗という結果を受け、やはり、このままの体制では限界があるのではないかと思ったのがきっかけです。今までは監督以下OBコーチが出来ることを各々それぞれやってきた状況。ここいらで、中長期的にラクーンズのあるべき姿を見ながら、組織・体制を整備するべきではないかと思ったのです。今までは仁木監督に頼りすぎていた部分がありました。今後も監督は勿論チームの象徴として存在を示していただくのですが、ある程度現場レベルの責任を負える人間を作った方が良いということになったわけです。

 

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-そこで適任が常盤さんということに?

ある程度時間が使え、フットボール経験が長いということで初代に任命されました。

 

-実際、常盤さん自身、ヘッドコーチに就任されることは大きな決断が必要だったとは思うのですが、このポジションに魅力を感じる部分はどこでしょう?

今年の体制というのは、中長期的に見ても将来の理想の姿の『ハシリ』だと思っています。そもそも今の自分の基礎を作ってくれたのがラクーンズです。現在の自分があるのもラクーンズのおかげです。恩返ししようとチームに帰ってきたのが3年前。恩返し出来る絶好の場所、そしてポジションだと思ったので、最終系として自然に今のポジション就任にまで至ったのです。

 

-常盤さんは富士通でもコーチをやっていましたが、企業チームと大学チームでの違いはどこにあると思いますか?

企業チームの選手は基礎が出来ていて、選手のモラルも高い人たちの集まりです。そういうことからも、戦術面が非常に重要だと思っています。大学チームはもちろん戦術面は大事なのですが、それだけでは絶対強いチームにはなりえません。『マインド』が非常に大事だと思っています。人間的な成長なくして、強いチームになることは出来ません。その要素がすごく強いです。大学は。

 

-なるほど。たしかにそうかもしれませんね。それでは、ヘッドコーチとして学生に求めるものは何でしょう?

自主性とモラルとコミュニケーションです。勝つために、自分が今何をすべきなのか。これを充分に考え行動して欲しいと思っています。あとは、積極的にコミュニケーションをとって欲しい。選手⇔スタッフ、選手⇔コーチ、スタッフ⇔コーチ。お互いを理解しない限り、チームとしてまとまる事は出来ないと思っています。

 

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-見た目とはうらはらに熱いですね(笑→怒られる。)それでは常盤さんのパーソナルな部分を伺うことにしましょう。現在、生きていく上で信条としているものは何ですか?

そうですね。オンとオフの切り替えです。あと、とにかくプラス思考で物事を考えることです。

 

-プラス思考?具体的にどんなことを実施しているのですか?

オンとオフを切り替えることがうまく出来て、プラス思考で物事を考えられれば、壁にぶつかったときも殆どのことが解決します。マイナス思考でブルーになっていると、周りもブルーになるし、自分もどんどんブルーになっていきます。まさに悪循環。これまでの人生で学んだことですね。まだ若輩者ではありますが。

 

-なるほど。なるほど。確かに常盤さんを見ているとそういう気がしますね。それでは少しチームのこと。今年のチームを色に例えていただけますか?

薄ピンク。

 

-ピンク?それはまた唐突に。。しかも「薄」??その理由は?

ラクーンズ改革元年、私自身何かわくわくするイメージを持っています。色にたとえると僕の中では桜色だった。そういうことです。選手自身をたとえたわけではなくて、どちらかというと私自身の想いの色ですね。「薄ピンクのサングラス」でチームが見える、そんな感じ。

 

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-それでは、具体的に今年のチームについて伺わせてください。2006年オフェンスはどんなユニットですか?

新たな取り組みに積極果敢にチャレンジしていて、何かを期待させてくれそうなユニットですね。

 

-キーマンは誰ですか?

キーマンはやはり、オフェンスキャプテンの宮幸でしょう。リーダーシップを発揮していただきたい。その他、若手のOL佐野、RBの遠藤、WRジェームス(渡辺)も伸びていますね。

 

-それでは、2006年ディフェンスはどんなユニットでしょうか。

昔からのラクーンズディフェンスの特徴かもしれませんが、明るいですね。キーマンはあえて言うならDL徳間,LB池田,DB吉川あたりでしょうか。オフェンスも同じですが、若手の底上げが必須です。

 

-今年からキッキングをサイド見直すと聞いていますが、キッキングに関して何か思うところはありますか?

キッキングは非常に重要です。一回のプレーでオフェンス,ディフェンスは5yds陣地が動けば、それはすごいことです。でも、キッキングでは、平気で一回のプレーで30~40Ydsくらい陣地が動いてしまう。今年はチーム全体でキッキングユニットの重要性を上げるような取り組みをしています。ディフェンスのキーマンで挙げた徳間がキッキングキャプテンとなって、様々な取り組みを検討しています。

 

-なるほど、それは楽しみですね。期待しています。それでは、もう少し大きなビジョンで伺います。常盤さん自身、今後ラクーンズという組織で実現していきたいことはありますか?

アメリカンフットボールの普及に繋げるためにも、地域に密着した活動を行いたいと思っています。近所の子供たちを巻き込んじゃうような試みが出来ればと。「将来絶対ラクーンズに入るんだ!」みたいに子供達が言ってくれれば最高ですね。それで、親も「是非入りなさい!」みたいな。男の子、女の子問わず。

 

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-常盤さん自身の今年の目標はありますか?

ラクーンズでの目標は、もちろん優勝です。また、OBコーチ陣の意識統一、コーチズマインドのようなものをアウトプットとして出すことが出来ればと思っています。あとは仕事、家庭との両立ですね。これ重要。

 

-素敵な奥様ですものね。そして可愛いお嬢様。大切にしてくださいね!最後に、応援してくださっている方々へのメッセージをお願いします。

日頃ラクーンズを応援いただき有難うございます。皆様の応援は本当に力になりますし、確実に学生に伝わっています。皆様の想いを胸に抱き、正々堂々と戦って参ります。また、観戦いただいている皆様に「何かが伝わる」ような試合が出来る様、精進しております。「見に来て良かった」「応援していて良かった」といっていただけるように、メッセージ性のある、魂のフットボールを展開したいと思います。

今後とも変わらぬご指導を御願い申し上げます。

 

 

常盤真也 富士通株式会社 営業

お客様の夢・目標の実現のお手伝いをすべくお客様と共に奮闘中。


<シーズンイン後のCスクエアにてインタビュー:編集 石坂 政一>

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HC 常盤真也 「あくなき挑戦」